川人-kawabito-

開発や環境汚染により、日々消えてゆく「淡水魚達」と自由気ままに・・・

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スジエビの微妙な違い その①(調査中)

今日は、タビラクチ探しに近くの感潮域に行ってました。

干潮時ではなく、潮がじわじわ満ちてくる時間です。
先程までいなかったのにムツゴロウかトビハゼか、
はたまたお目当てのタビラクチかが、泥の中や、カニ穴から
ちょろちょろ湧いて、潮と岸の境界線をうろうろし始めました。


遠すぎて分からない・・

121122_120208.jpg



ただ、顔を横にフリフリしているのでやっぱあれか?

既に靴は半ハマリの状態で短いタモを伸ばすと
やはりムツとトビ。

結局、ほぼ満潮時まで岸から探り見れたのはシラタエビ、ヨシエビ、テナガ等。
意外だったのは殆どがムツゴロウだった事。
まだ越冬していないんだな~と感心。

はぁ~、本命の河川に行くべきだった(寝坊しました)
今年はあきらめよう・・・かな(汗)


話は変わり、ちょっと前から気にしているスジエビ。
興味を持つ方は恐らく少ないでしょうね。
ただ、細かく見ていくと、私は面白いなぁなんて思います。


この個体は、自宅付近で獲れるが数は少ない方の、額角がほぼ直線的で、
額角先端に棘がないタイプ。

胸の辺りや腰のスジ模様は濃いかったり薄かったりしますので
気にしなくてもいいと思います。
(因みに画像の個体達は全て生きています。5.6分位水上でも死にません)
Aタイプ(Dタイプの可能性アリ)
120218_181718.jpg


これも自宅付近で獲れる一番目にするタイプで、
額角上部がやや上へ湾曲しています。

額角下側の棘はこの個体は1本です。
額角の棘の数は上下共に、はっきり言って個体によりバラバラです。

額角上部先端には、ミゾレヌマエビに等に見られる
1本の棘があります。
この先端部に1本の棘があるタイプがこの辺では一番多い。

Bタイプ
120718_140844.jpg


同タイプ別個体。

120830_150412H町スジ額角


若干違う玄界灘側の個体。

B又は、Cタイプ
120906_183939玄海・全体スジ


同所、別個体。

額角の棘は、上下部共、どの産地のものでもバラバラで、
ここのも下側の棘の数は上画像は2本で、この個体は1本。
先端部に棘のある個体は見つけられませんでした。

120906_184148玄海・スジ額角①


私の住むクリーク周辺だけに偏って生息しているわけではなく、
透明度の高い、綺麗な河川でもこの先端部に棘がある、
やや湾曲するタイプの個体が生息しています。

で、かなり気にしているのが、下画像の胸にある横縞の間隔が
狭い集団

121007_120722スジ・人工

これです。

えっ、一緒じゃん・・・いやいや違う

でもですね、この集団のいる所のスジ模様は皆同じく
額角もストレートで先端部に棘はないんです。
また、何よりもこの胸の横縞の間隔がひっかかります。

因みにこの集団は、河川でもクリークでもない所です。

Dタイプ
120830_150301a・スジ額角共通

まだまだ調査はしつこく続きます(意味はあるのか)

ネット上ではもっと凄い変わったスジエビがいます。
額角が大きく湾曲し、模様もかなり太く濃いスジ模様とかetc
四万十川産のも興味深いです。

今後は、じわじわとダム湖や、山間部の個体群を見て、
鋭く観察しようと思います(歩脚の長さとか泳ぎ方とか)←無駄じゃ

おまけ。

脱皮しても透明なんです。(スジエビ)

121101_163543k.jpg

ではまたいつか。
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| 淡水エビ | 18:42 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

写真の個体の光沢に不思議な感じがしたのですが、
ケース越しではなくて、直置きですか。
納得です。額角が綺麗に出ていていいですね(^^)
目の付け所が非常に参考になりました!

| モック | 2012/11/23 23:48 | URL | ≫ EDIT

凄い観察力ですね~
スジエビだけで沢山タイプがあるみたいですね。
自分も淡水エビ類についてもっと勉強したいと思いました。
四万十川産スジエビは捕れたらしっかり撮影しとこうと思います。

| DP | 2012/11/24 13:41 | URL |

モックさん、全て気中撮影です。
携帯では接近撮影に限界が(ケース内)あり、
ルーペを使用し、より接近撮影する為
被写体のエビ達には我慢してもらっています(汗

因みに、今回の恐らく塩分高めのこの河川で
スジエビも数個体いましたので良く見るタイプは
塩分が必要ではなく、塩分に耐性のあるタイプかなと(謎)

| kaze | 2012/11/24 15:42 | URL |

DPさん、あくまでもタイプです(笑

ただ、茨城県産のどこかの河川のスジエビは
かなり外見上に変異があり、とても同一種には見えません。

これから色々観察されていく上で色々採集されると思います
が、
後世の為にも色々な生物を記録して見てくださいね。

| kaze | 2012/11/24 15:49 | URL |















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