川人-kawabito-

開発や環境汚染により、日々消えてゆく「淡水魚達」と自由気ままに・・・

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再探訪 「クロヨシノボリの聖域」

いつだっただろうか、今年に入って約、10数年ぶりに
シモベ1号君とクロヨシノボリに逢いに行ったのは・・。
そこはまさに、魚はクロヨシしか生息しておらず、
「聖域」とも呼べる普段人の手が入る事はないだろうと思われ、
私には、ジャングルと言っても良い位の1本の細い流れ。
水深は、約、10センチ~20センチ・・。

今回は、ここの個体群がどんな具合に成長しているのか、
又、前回は、成熟したオスの個体を採集する事ができなかったので
恐らく、繁殖の絶頂期であろうこの時期に狙いを定め、
再び訪れる事にしたのです。


画像右の細い流れ。飛び降りて探索開始です!

100527_115914.jpg


あまりにも綺麗な赤で、危うく騙されて口に入れそうになりましたが、
「ヘビイチゴ」=ドクイチゴでしょうか?
ノイチゴらしきものも含め沢山ありました。(コワイ、コワイ)

100527_115953.jpg


周りに、イノシシの足跡らしきものがあり、
又、竹やぶどうしが強風で擦れ合って不気味な音をたてています。
ここを分岐点として、上流と下流の両方共探索しました。
飛び降りたここのポイントだけ、若干、陽が射しますが、
奥へ行けば行くほど段々と暗くなり、不気味さは倍増します。

100527_120144.jpg


探索、約30分・・・

マムシなんかも出てくるんじゃないかとハラハラしながらも
中々良い個体を採集する事ができました!

100527_124135.jpg


採集は1人で行いましたが、前回よりは多くの個体を
確認出来ました。

見事に成熟したオス個体。
尾鰭縁の黄色がかなり綺麗で、体長もご立派でした!
(頬の赤い斑点がかなり密にあります)

100527_124616.jpg


唇厚ぅ~!

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上画像のオスとほぼ同じ大きさの立派なメス。

100527_125149.jpg


お腹が黄色く染まった中型のメス。綺麗な黄色でした!

100527_130035.jpg


第二背鰭はオスよりも大きく見えます。

100527_130248.jpg


今日は、強風の中約、30分の探索でしたが、
タモ1本と悪環境の中では好結果であったと満足しています。
ただ、気になるのは、飛び降りた上の方に小さい畑があり、
この極細い湧水の流れの護岸を、真っ白なコンクリートで
固めてあり、この流れ自体も埋め立てられる気配が感じられ
今後の事を強く懸念しております。
地主さんの勝手ではありますが、何とかこの「聖域」を
残して欲しいものです。

又、普段人の手が入らず、とても魚が生息してそうにない環境だからこそ
クロヨシノボリは生き続けていたのかも知れません。
今後も私が生きている限り、ここの個体群を見守っていきたいと思います。
(勿論、撮影後は全て、そぉ~っと戻しましたよ)

本日も、最後まで閲覧下さいましてありがとうございました。

本日は、これにて・・・。






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